ぎ っ く り 腰 (急性腰痛)
説明
ぎっくり腰(急性腰痛)とは、急激に起こる腰の痛みの総称(内臓疾患ではなく、
レントゲンを撮っても異常が見られないもの)
中でも一番多いのが腰椎捻挫です。
腰の周りの筋肉や筋膜の一部が切れ、背骨の両脇あたりに痛みが走る。
突然の激しい痛みに襲われるため、ドイツ語で「魔女の一撃」と呼ばれてます。
症状
激痛の為、前かがみでしか歩けなかったり、後ろに反ることが出来なかった
り、歩くたびに振動で腰に痛みが増すのでゆっくりしか歩けなくなったりする。
中腰で物を持ち上げたり急に立ち上がろうとした時にも激痛が走る。
その他に長く座っている時に痛かったり、冷えた時に痛むなどです。
原因
腰や骨盤の筋肉、筋膜、じん帯、軟骨の損傷が多い。
筋肉、神経、関節への急激な負荷や過度の緊張と疲労した時
物を持ち上げようとした時
体を捻った時
前傾姿勢をとった時
それ以外に長時間同じ姿勢や無理な姿勢、筋肉疲労、女性の場合
月経時に骨盤や背骨のじん帯が緩んで、腰痛が起こることもある。
腰を支えている上下、左右、前後の筋肉群が疲労やストレスの蓄積により
徐々に弱くなっていったり、交通事故やスポーツのしすぎ等が原因となること
がある。
対処
・無理に体を起こしたりしないで、少しでも楽になる姿勢を探す
・横になれれば、横になる
・動けるのであれば、専門医や整骨院で見てもらう
・動けない場合は、保冷材や氷水を入れたビニール袋を腰にあてて
冷やす(合計20分を何回かに分けて冷やす。冷やし過ぎに注意
痛みが強くなれば無理せず中断する)
※足がしびれたり、痛みが増してゆく場合は、早めに整形外科で診て
もらいましょう。
予防法
一度ぎっくり腰になると繰り返すなどくせになる場合もあるので、
日常生活で次の事に注意が必要です。
- 急な動きを避ける
- 悪い姿勢をとらない
- 同じ姿勢で長時間いない(仕事など仕方がない場合は時々立つように
したり、動かしたりしましょう)
- 適度な運動をする
- 疲れをためない
- 冷えないように注意する
ぎっくり腰は、胃腸が冷えた時になることが多いとも言われています。
胃腸を冷やす、糖分の多いもの、冷たいもの、アルコールの過剰摂取には
十分気をつけましょう!!
腰痛といっても慢性腰痛、坐骨神経痛、脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア等種類は沢山あります。
痛みが出たら、整形外科、整骨院を受診することをお勧めします。
青葉台しあわせ鍼灸整骨院
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